<全3問>

SC H26 春 午前Ⅱ 問18

10M ビット/秒のLANで接続された4台のノード(A, B, C, D)のうち, 2組(AとB, CとD)のノード間でそれぞれ次のファイル転送を行った場合, LANの利用率はおよそ何%か。ここで, 転送時にはファイルの大きさの30%に当たる各種制御情報が付加されるものとする。また, LANではリピータハブが使用されており, 更に衝突は考えないものとする。

ファイルの大きさ:平均1,000バイト
ファイルの転送頻度:平均60回/秒(1組当たり)

  • 2
  • 6
  • 10
  • 12
  • 解答を見る
    正解:エ

    ファイルの大きさは1,000バイト。その30%に当たる制御情報が付加されるとあるので、1ファイル転送時のサイズは、
    1000(バイト) × 1.30(%) = 1300(バイト)

    ファイル転送頻度は1秒あたり60回で2組あるので、1秒あたりの転送されるファイルサイズは、
    1300(バイト)× 60(回/秒)× 2(組)= 156000(バイト/秒)

    156000(バイト/秒)と10M(ビット/秒)の単位が異なるため、バイトをビットに変換する。

    156000(バイト/秒)× 8 = 1248000(ビット/秒)

    LANの利用率を求める。
    1248000(ビット/秒)÷ 10000000(ビット/秒)× 100(%)= 12.48(%)

    よって、LANの利用率はおよそ12%である。



    SC H26 春 午前Ⅱ 問19

    VoIPにおいて, ユーザエージェント間のセッションの確立, 変更, 切断を行うプロトコルはどれか。

  • RTCP
  • RTP
  • SDP
  • SIP
  • 解答を見る
    正解:エ

  • RTCP(RTP Control Protocol)は、RTPのセッション制御を行うプロトコル。
  • RTP(Real-time Transport Protocol)は、音声や映像などリアルタイム制を要求されるデータを伝送するためのプロトコル。
  • SDP(Session Description Protocol)は、音声や画像などのマルチメディアセッションを開始するために必要な情報を記述するためのプロトコル。
  • SIP(Session Initiation Protocol)は、VoIPなどの技術で用いられる呼制御プロトコル。IP電話などでセッションの確立、 変更、切断を行うことができます。


  • SC H26 春 午前Ⅱ 問20

    インターネットVPNを実現するために用いられる技術であり, ESP(Encapsulating Security Payload)やAH(Authentication Header)などのプロトコルを含むものはどれか。

  • IPsec
  • MPLS
  • PPP
  • SSL
  • 解答を見る
    正解:ア

    IPsecは、パケットをネットワーク層で暗号化する機能。
    AH、ESP、IKEなどの複数のプロトコルで構成されている。

    • IKE(Internet Key Exchange、鍵交換)
      暗号化に用いる鍵交換をするために利用するプロトコル。IKE(アイク)と発音する。
    • ESP(Encapsulated Security Payload、暗号化ペイロード)
      通信データの認証とペイロード部(ヘッダ部を除いたデータ本体)の暗号化機能を持つ。
      改ざん検知と盗聴防止ができる。
    • AH(Authentication Header、認証ヘッダ)
      通信データの認証機能を持ち、改ざんを検知できる。
      データの暗号化までは行わないため、盗聴の防止はできない。