情報セキュリティスペシャリスト試験の午前Ⅱ問題と旧試験の午前問題からランダムに5問抽出します。問題を入れ替えたい場合は、ブラウザで再読み込みを行ってください。
SU:情報セキュリティアドミニストレータ試験(旧試験)
SV:テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験(旧試験)
SC H26 春 午前Ⅱ 問18
10M ビット/秒のLANで接続された4台のノード(A, B, C, D)のうち, 2組(AとB, CとD)のノード間でそれぞれ次のファイル転送を行った場合, LANの利用率はおよそ何%か。ここで, 転送時にはファイルの大きさの30%に当たる各種制御情報が付加されるものとする。また, LANではリピータハブが使用されており, 更に衝突は考えないものとする。
ファイルの大きさ:平均1,000バイト
ファイルの転送頻度:平均60回/秒(1組当たり)
ファイルの大きさは1,000バイト。その30%に当たる制御情報が付加されるとあるので、1ファイル転送時のサイズは、
1000(バイト) × 1.30(%) = 1300(バイト)
ファイル転送頻度は1秒あたり60回で2組あるので、1秒あたりの転送されるファイルサイズは、
1300(バイト)× 60(回/秒)× 2(組)= 156000(バイト/秒)
156000(バイト/秒)と10M(ビット/秒)の単位が異なるため、バイトをビットに変換する。
156000(バイト/秒)× 8 = 1248000(ビット/秒)
LANの利用率を求める。
1248000(ビット/秒)÷ 10000000(ビット/秒)× 100(%)= 12.48(%)
よって、LANの利用率はおよそ12%である。
SC H24 春 午前Ⅱ 問25
内部監査として実施したシステム監査で,問題点の検出後,改善勧告を行うまでの間に監査人が考慮すべき事項として,適切なものはどれか。
SC H22 春 午前Ⅱ 問5
100人の送受信者が共通鍵暗号方式で, それぞれの秘密に通信を行うときに必要な共通鍵の総数は幾つか。
共通鍵暗号方式の鍵の総数の求め方:
n(n-1)/2
n=100なので、100(100 – 1)/2 = 4,950 となる。
SC H25 春 午前Ⅱ 問20
電子メールが配送される途中に経由したMTAのIPアドレスや時刻などの経由情報を, MTAが付加するヘッダフィールドがどれか。
MTA(Message Transfer Agent)とは、インターネット内で電子メールを配送するソフトウェア。
SC H23 特別 午前Ⅱ 問18
インターネットVPNを実現するために用いられる技術であり、ESP(Encapsulating Security Payload)やAH(Authentication Header)などのプロトコルを含むものはどれか。